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【会誌について】 会誌『戦国史研究』は、当会が昭和54年に東国戦国史研究会となって2年後の昭和56年以来、年2冊ずつ刊行しています。当初は32ページで、東日本を中心にした内容で始まりましたが、現在は48ページ、内容も畿内・九州などを含む全国へと広がってきました。
また、研究の進展に即した特別号も編集されるなど、史学史に合致したテーマや最先端の研究にも取り組んでいます。
会員の皆様のご投稿をお待ちしております。
なお、バックナンバーについて、事務局は一般頒布を行っておりません。ご購入は吉川弘文館へお願いします。
【バックナンバー】
『戦国史研究』1号(1981年2月)
(論文) | |
東国戦国大名論―最近の研究動向と今後の課題― | 小和田哲男 |
(羅針盤) | |
相模塩業史の一史料 | 杉山博 |
御成敗式目註釈と安保氏泰―戦国期の安保殿流註釈学の一コマ― | 伊藤一美 |
相越同盟交渉における北条氏照の役割 | 加藤哲 |
今川氏親初見文書をめぐって | 久保田昌希 |
戦国大名の偽印 | 柴辻俊六 |
松田憲秀に関する史料 | 平田満男 |
後北条氏の「棟別一間」について | 佐脇栄智 |
後北条氏の城郭塀「請切作事」について | 西ヶ谷恭弘 |
『戦国史研究』2号(1981年10月)
(論文) | |
「河東一乱」をめぐって | 大久保俊昭 |
(羅針盤) | |
惣無事令のこと―永原説によせて― | 藤木久志 |
享徳の大乱の勃発をめぐって | 佐藤博信 |
駿河流寓公卿の末路―正親町三条実望の場合― | 長倉智恵雄 |
戦国末期東国の情勢に関する一史料 | 粟野俊之 |
上杉憲政文書と花押 | 冨田勝治 |
丹那郷関係の後北条氏文書二通 | 下山治久 |
「跡」ということ | 伊藤一美 |
榛原枡の容積について | 佐脇栄智 |
『地衆』―後北条氏による百姓の軍事編成― | 峰岸純夫 |
『戦国史研究』3号(1982年2月)
(論文) | |
武田氏龍印判状を素材として | 山中恭子 |
(羅針盤) | |
後北条氏はなぜ戦国大名の「典型」か | 永原慶二 |
十六世紀初頭における三河松平氏の権力形態 | 所理喜夫 |
天文十九年四月朔日令について | 池上裕子 |
二つあった興国寺城 | 小和田哲男 |
文禄・慶長期の結城晴朝―『結城市史』史料続補遺(一)― | 市村高男 |
後北条氏の一向宗禁止の一史料 | 佐脇栄智 |
戦国大名領の諸役 | 柴辻俊六 |
「仮名目録」第二十条と給人救済 | 久保田昌希 |
越後府内代官倉田五郎左衛門宛の文書 | 杉山博 |
『戦国史研究』4号(1982年8月)
(論文) | |
関東における戦国期城下町の展開―常陸国下妻城下町を中心として― | 市村高男 |
(羅針盤) | |
今川義元―氏真の代替りについて | 有光友学 |
伊達氏の忘失質物弁済規定 | 下村效 |
流転の文書二題 | 湯山学 |
戦国大名今川氏と在地勢力―五社別当大納言を事例として― | 大久保俊昭 |
結城晴朝の印判状について | 佐藤博信 |
『戦国史研究』5号(1983年2月)
(論文) | |
足利政氏と上杉顕定 | 佐藤博信 |
(羅針盤) | |
近江浅井氏の発給文書 | 水藤眞 |
戦国大名の制札 | 柴辻俊六 |
願修寺の虎印判状 | 岩崎宗純 |
小田原城「惣橋」の一史料 | 下山治久 |
「同心」の申し立てについて | 伊藤一美 |
今川氏の三河支配と徳川家康 | 久保田昌希 |
豊臣政権の「喧嘩御停止」 | 藤木久志 |
『戦国史研究』6号(1983年8月)
(論文) | |
後北条氏の南武蔵進出をめぐって | 加藤哲 |
(羅針盤) | |
戦国時代のイメージ雑感 | 勝俣鎮夫 |
駿府今川城趾の土木技術 | 小和田哲男 |
後北条氏と用土新左衛門 | 浅倉直美 |
英文による研究から見た戦国時代史(その1) | F・A・モイヤー |
下総結城氏文書拾遺―新発見の『海老原文書』の紹介― | 大図口承 |
「正木文書」補説 | 佐藤博信 |
『戦国史研究』7号(1984年2月)
(論文) | |
四分一役考 | 久保田昌希 |
(羅針盤) | |
足利幸千代王丸のこと | 佐藤博信 |
『織田文書』等について | 冨田勝治 |
戦国城郭の二階門について | 西ヶ谷恭弘 |
相模国東郡岡津郷の領主太田越前宗真をめぐって | 湯山学 |
英文による研究から見た戦国時代史(その2) | F・A・モイヤー |
足利基頼関係文書小考 | 平田満男 |
『戦国史研究』8号(1984年8月)
(論文) | |
伝馬役と新宿 | 池上裕子 |
(羅針盤) | |
足利満千代王丸のこと | 佐藤博信 |
後北条氏 天正三年の反銭減免―マイコンによる一つの試み― | 下村效 |
永禄六年国府台合戦の発掘―西原文書の再検討― | 原田正記 |
後北条氏の上野支配における初見史料 | 浅倉直美 |
『小田原衆所領役帳』の“衆”分類試案 | 佐脇栄智 |
『戦国史研究』9号(1985年2月)
(論文) | |
戦国大名後北条氏の「庭中」と「目安」 | 伊藤一美 |
(羅針盤) | |
秀吉の朝鮮侵略と造船業 | 小和田哲男 |
上総大坪氏のこと | 佐藤博信 |
新発見の『矢島文書』について | 長倉智恵雄 |
八王子浄福寺の遺構について | 倉員保海 |
古河城跡地中の中世遺構 | 西ヶ谷恭弘 |
戦国武将の官途受領名と実名 | 佐脇栄智 |
『戦国史研究』10号(1985年8月)
(羅針盤) | |
定尊論ノート | 佐藤博信 |
越後守護上杉氏の祈願所に関する一史料 | 山田邦明 |
上州厩橋城の人質交替状 | 小和田哲男 |
後北条氏の上野進出に関しての一史料 | 加藤哲 |
大道寺氏の小諸在城と楽市政策 | 浅倉直美 |
新出の庄氏関係文書 | 下山治久 |
伝馬御印と常御印判―発給手続に関する小考― | 伊藤一美 |
戦国期小領主の記録 | 平田満男 |
長柄鑓の普及と城郭の堀幅 | 西ヶ谷恭弘 |
戦国大名の禁制と制札 | 柴辻俊六 |
上杉氏の関東侵攻と今川氏 | 大久保俊昭 |
「四分一役考」補遺 | 久保田昌希 |
東観音寺蔵の「道號頌」と「安名」 | 福田以久生 |
若き日の毛利輝元 | 山室恭子 |
村の扶養者 | 藤木久志 |
『戦国史研究』11号(1986年2月)
(論文) | |
戦国期葛山氏の系譜と「氏時」 | 有光友学 |
(羅針盤) | |
豊後大友氏と諸芸 | 芥川龍夫 |
千代田区大手町出土の銅鐘をめぐって | 段木一行 |
藤曲家所蔵「御宿氏系図」考 | 湯山学 |
岩付城主太田資顕とその資料 | 大図口承 |
京極高次と磯野信隆 | 宇野日出生 |
宇都宮国綱の所領回復運動 | 新川武紀 |
「嶋之 上様」のこと | 佐藤博信 |
『戦国史研究』12号(1986年8月)
(論文) | |
後北条氏の支城領支配について―上野箕輪領を素材として― | 浅倉直美 |
(羅針盤) | |
村の逐電 | 藤木久志 |
北条氏秀と上杉景虎 | 長塚孝 |
岩付領における太田氏、北条氏政の証文について | 井上恵一 |
伊賀守護仁木氏のこと―15世紀以降の展望への試み― | 吉井功兒 |
永禄四年十月の「支払猶予令」について | 清水久夫 |
一銭切 | 下村效 |
『戦国史研究』13号(1987年2月)
(論文) | |
甲斐武田氏の諸役体制 | 柴辻俊六 |
(羅針盤) | |
足利晴氏の子息のこと | 佐藤博信 |
小諸城天守瓦に関する一考察 | 前田利久 |
北条氏康息女円桂宗明について | 黒田基樹 |
天文十八〜永禄三年における徳川家康の居所について | 平野明夫 |
新発見の「北条氏照印判状写」に思う | 久保田昌希 |
曹洞禅僧の相伝書「切紙」について | 広瀬良弘 |
『戦国史研究』14号(1987年8月)
(論文) | |
戦国〜豊臣期島津氏の奉行人制 | 山口研一 |
(羅針盤) | |
「戦国時代」研究雑感 | 勝俣鎮夫 |
田原戸田氏の遠江侵入をめぐって―大福寺文書の再検討― | 森田香司 |
郡内加藤氏と勝沼氏 | 佐々木秀明 |
後北条領国の「無縁所」 | 久保健一郎 |
戦国大名家在京雑掌の経済的活動―上杉氏雑掌神余氏の場合― | 小林健彦 |
古河公方家臣の書札礼と序列 | 長塚孝 |
豊臣の百姓越訴令―酒井氏の批判によせて― | 藤木久志 |
『戦国史研究』15号(1988年2月)
(論文) | |
戦国期小領主の周辺―「烟田旧記」を中心に― | 平田満男 |
(羅針盤) | |
国人領主の花押変更に関する一史料 | 山田邦明 |
「旗本之検使」について | 伊藤一美 |
三河国人西郷氏考補遺 | 大久保俊昭 |
「旧伊豆在庁文書」中の北条氏綱判物について | 清水淳郎 |
太田源五郎と北条氏房 | 黒田基樹 |
一通の早雲寺文書への疑問 | 佐脇栄智 |
狩野一庵宗円のこと | 佐藤博信 |
『戦国史研究』16号(1988年8月)
(杉山博先生古稀記念号) |
杉山博先生の古稀を祝って | 佐脇栄智 |
杉山博先生の近影と自署・略歴・主要著書 | |
無数の赤い(?)糸 | 木村博 |
史料編纂所職員組合と杉山さん | 山口啓二 |
杉山先生とのめぐりあい | 伊藤経一 |
(羅針盤) | |
相模国中郡の郡代大藤氏当主考 | 佐脇栄智 |
北条氏邦の鉢形入城について | 浅倉直美 |
「油井領」の性格 | 加藤哲 |
後北条氏の伊豆水軍、山本氏の活躍 | 下山治久 |
金剛寺不動明王像胎内文書をめぐって | 段木一行 |
安保清和氏所蔵の安保文書写について | 伊藤一美 |
上杉輝虎の佐野支配をめぐって | 池上裕子 |
「野田家文書」上杉輝虎花押について | 冨田勝治 |
天正五年在銘小幡氏寄進鰐口考 | 松田仙三 |
東国武将と連歌に関する一史料 | 平田満男 |
戦国城郭の忍者警備 | 西ヶ谷恭弘 |
再び戦国大名の制札について | 柴辻俊六 |
「如律令」印について | 大久保俊昭 |
薩【土ヘンに垂】山合戦に関する一史料 | 山口研一 |
戦国期西駿における浄土宗の展開 | 長倉智恵雄 |
松平氏の職人支配に関する一史料 | 所理喜夫 |
今川領国下の松平支配体制 | 久保田昌希 |
小牧・長久手の戦いと民衆 | 小和田哲男 |
京極氏奉行人連署奉書について | 宮島敬一 |
最後の阿波屋形細川真之 | 吉井功兒 |
中世神判補遺 | 下村效 |
生嶋足嶋神社起請文解読の一視点 | 峰岸純夫 |
戦国の侍栗山左衛門の流転 | 山田邦明 |
刀指の祝い | 藤木久志 |
『戦国史研究』17号(1989年2月)
(論文) |
| 享徳の乱と鶴岡社 | 山田邦明 |
(羅針盤) | |
臨済寺所蔵「今川義元寺領寄進判物」について | 有光友学 |
「小田原一手役之書立」考 | 長塚孝 |
下野宇都宮広綱の命日について | 荒川善夫 |
後北条氏時代における新田開発 | 和泉清司 |
未刊の北条氏規文書三点について | 黒田基樹 |
上杉氏在京雑掌神余氏を巡る問題 | 小林健彦 |
岩付太田氏の武蔵国足立郡渕江郷への勢力の伸長 | 加増啓二 |
『戦国史研究』18号(1989年8月)
(論文) | |
戦国期の清酒生産と江川酒 | 西ヶ谷恭弘 |
(羅針盤) | |
北条早雲出自追究のひとこま―『沢巽阿弥覚書』記述の再検討― | 佐脇栄智 |
「大内氏掟書」第十四条―妻敵討なのか― | 下村效 |
江戸城将遠山氏の印判状について | 黒田基樹 |
長尾晴景に関する一考察 | 諸井幸枝 |
北条氏の重臣松田氏の印判について | 飯田稔 |
下野宇都宮正綱の出自について | 江田郁夫 |
大坂夏の陣と女性 | 小和田哲男 |
村の牢人―「村の扶養者」再考― | 藤木久志 |
『戦国史研究』19号(1990年2月)
(論文) |
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江戸城代遠山氏とその一族―後北条氏領国の展開過程と関連して― |
湯山学 |
(羅針盤) |
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戦国期における源氏長者について |
岡野友彦 |
「伊勢宗瑞十七ヶ条」の制定者とその実態 |
山口博 |
宇都宮氏歴代の実名と東国秩序 |
江田郁夫 |
小田原開城後の後北条氏文書 |
下山治久 |
相良頼房と関ヶ原合戦 |
池田公一 |
戦国大名の外征と在国 |
柴辻俊六 |
上杉氏在京雑掌神余氏と京都禅林 |
小林健彦 |
『戦国史研究』20号(1990年8月)
(論文) | |
中世後期における地域概念の一事例―郷数表記による地域表示― | 長塚孝 |
(羅針盤) | |
小田原攻めの水軍と廻船 | 永原慶二 |
近衛尚通と上杉朝興 | 佐脇栄智 |
飛鳥井雅綱と伊勢新九郎 | 小和田哲男 |
『鹿苑日録』に見る六角義実の事績 | 佐々木哲 |
伊達氏充て氏長状について | 立花京子 |
八戸信長と同政栄―八戸南部家督の再検討― | 吉井功兒 |
足利義氏の古河移座について | 佐藤博信 |
上野国における滝川一益の位置について | 伊藤一美 |
戦国の戦争と若衆中の独走 | 山田邦明 |
戦国史研究 総目録第1〜20号 |
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